ツイッターのお気に入りを片付ける。
引っ越しをしている。
持っていくだけの価値があるかどうか、と考えてみると、いらないものが多々出てくる。
どうしようかと迷いながら息抜きにスマホを眺めると、ツイッターのお気に入り(今はいいね!だけど)も案外同じ状況だと気づく。お気に入りにしておきながら、それから一度も見返していないツイートが多い。
この際整理する。
ツイッター上で人のお気に入りをよく覗く。へぇ、こういうことに興味があるのか。意外とそんな方面が好きなんだ、と思う。覗き趣味だから気持ち悪がられるかもしれないけども、お気に入りを誰でも覗ける状態にしているのは誰だと反論する。お気に入りを見たくらいでその人が判断できるなんて傲慢なことは思っていない。気になる人が気になっているものは俺も気になってしまうし、そういうものが意外と俺の感性にどんぴしゃなことが多い。
まずは手をつけやすいところから。新しいものから。
TPPの同人誌問題、日経の例えイラストのそれじゃない感ww pic.twitter.com/q3BsiwBSlB
— Hope Soarizon@GRリミ参戦 (@hope1219) 2016, 2月 24
二次創作を表すのにそのイラストでいいのだろうか。
名和小太郎「私は私」『情報管理』2016、58-11 https://t.co/WNB0JpQeh8 名和先生が書くものは何を読んでもほんまに面白い
— 増田聡 (@smasuda) 2016, 2月 16
知らない言葉が多くて難しい。けど、こんな風に「私」を語ることができるのか。
高級文化と大衆文化が別のものであるのと同じように、制度的学問と大衆学問には各々別様の存在意義がある。重要なのは、制度的学問の規範から「くだらんもの」とみなされる普通の卒論やレポートの中に、制度的学問とは異なる形で機能する契機を見出す視線である(当たり前のことを改めてゆうてます)
— 増田聡 (@smasuda) 2016, 2月 15
要するに「ビートルズのような騒音は音楽ではない」とゆうていた1966年当時の日本のインテリのような目で、2016年現在夥しく産出されている初音ミクやら2.5次元舞台やらへの愛着をただ切実に語るような卒論を測るのは、それと同じような歴史的評価を受けるのかもしれない、ということです
— 増田聡 (@smasuda) 2016, 2月 15
なるほど。
2015年の記事。大塚英志のニコ動批判。
— コメカ (@comecaML) 2016, 2月 14
「Web企業の「日本を悪くした責任」はいつか問われる日がくる」
環境管理者の「責任」が問われるということ。
【書評】Web世論を「民意」として政権をつけあがらせた責任│NEWSポストセブン https://t.co/MSnqwRrGLx
読む。もはや書評でもない気が。でもうなづくばかり。大塚節炸裂。
問題文は昨年『ユリイカ』に寄せた下記の拙文の導入部でした。「キャラクターの召喚:二・五次元というカーニヴァル」『ユリイカ』第47巻第5号(2015年4月臨時増刊号)、青土社、60-67ページ。 https://t.co/CKzvzDqhS1
— hoshino futoshi (@nosnino) 2016, 2月 7
記事がおもしろかった。これはとっておこう。
これよく言ってるんですけど、なにかのジャンルがまるごとあんまり面白く見えないときは、自分がまだそのジャンルの入り口を見つけられていないとか、楽しみ方や読み解き方の作法をインストールできていないのだという風に考えると色々楽です
— 今井哲也 (@imaitetsuya) 2016, 2月 5
僕は昔美少女アニメとか興味なかったしなんなら意識高く小バカにしていたけど見方が分かってからは大好きになったし、ラッパーはシオマネキみたいな動きをして親に感謝してるのかと思ってたけど最近はヒップホップも少しわかるようになった
— 今井哲也 (@imaitetsuya) 2016, 2月 5
すごいわかる。あの、数年前まで全くわからなかったしむしろ「なんじゃこりゃ!」と小馬鹿にしていた本がふと読み返した瞬間、とてつもない衝撃と共に「めっちゃおもしれぇぇぇ!」となる経験は、なんと言うのだろう。きっと読み解き方がわかったからなんだろう。それまでバラバラに散らばっていたジグソーパズルの、枠組みをようやく見つけたのだ。
そして最近はなんとなく、新しい読み解き方を教えてくれる小説はすごいんじゃないかと思っている。
Have you heard the news? @Saosin @AnthonyGreen @epitaphrecords https://t.co/l5a61VqZA9
— Brett Gurewitz (@BrettGurewitz) 2016, 2月 3
saosinがepitaphに! やばい!やばい!やばい!やばい!やばい! 一挙両得感ぱない!
イスタンブールでインセプション ドローン撮影した写真を繋げ宇宙コロニーのように内側に曲げる
— Spica (@Kelangdbn) 2016年1月26日
トルコのデジタルアーティスト、Aydın Büyüktaşの"Flatland" https://t.co/s8Q2ZpsYqG pic.twitter.com/UqXBjck7tD
すごい。ほんとにインセプション。
@InsideCHIKIRIN |;-ヮ-)「TVを干された小林幸子が、ニコニコ動画・コミックマーケットを経て、紅白歌合戦返り咲き」と言う前例はすでにできているので、現在のTV中心型芸能界が崩壊して「邦楽新世代(Web戦国時代)突入」ってシナリオもゼロじゃ無いですよ…
— どら猫とみー。@トラック泊地の淑女提督 (@tommy4roses) 2016年1月16日
干されたのかは知らんけども、もはやテレビが数あるメディアのうちの一つなのはわかる。
「世界に一つだけの花」のCDを買いまくってSMAP解散阻止を、という運動が進んでいるらしい。いまそれ買うSMAPファンは当然CD持ってるはず。CDが音楽聴くためのものというよりタオルとかTシャツと同じ象徴的なファングッズになってることの一つの指標なのだろうと思う
— 増田聡 (@smasuda) 2016年1月14日
星野陽平『芸能人はなぜ干されるのか?』(鹿砦社)https://t.co/RzIiOfSJdo 2年前の本ですが今読み返すと面白いです。スキャンダル本だけど芸能プロや音事協の働きを歴史的に概観できる。本書のSMAPに関する記述が昨今の報道と微妙に食い違っている感じなのも興味深い
— 増田聡 (@smasuda) 2016年1月14日
確かに。この本は気になる。
見本誌を送っていただきました! pic.twitter.com/3wsk7wRZHB
— イトイ圭 (@itoikkk) 2016年1月9日
この漫画は買った。久々に泣きそうになった。墓場まで持ってゆく本の一つ。
そうそう! このブログ! 『エイリアン3』の没稿や『パシフィックリム』の原案などを翻訳してくださってるのです! 必見! 『スターウォーズ』の初稿もあるよ! アニキン・スターキラー!https://t.co/sFKFtsUd2V
— 麻草 郁 (@asakusan) 2016年1月8日
こんなサイトが。(ブラウザで)お気に入りしとこう。
KCDX『宇宙のガズゥ』(横内なおき/講談社)が1月22日に刊行予定です! 装丁は、新装版デビチルやククナギを手がけられたarcoincの楠目さんと池田さん。お二人の力作のデザイン&レタッチ+彩色もご堪能あれ♪(K)[2/2] pic.twitter.com/QuMJjNAlhq
— 復活ボンボンシリーズPR (@reBOMBOM_PR) 2016年1月5日
横内先生の何年ぶりかの新刊。買いたい。サイボーグクロちゃんも集めたいのに。
Chainerで顔イラストの自動生成 by @mattya1089 on @Qiita https://t.co/0zoQisaxJl
— 家入一真 (@hbkr) 2016年1月2日
あっ、これだ。TLでこのイラストを見たときはびっくりした。サムネイルで見たら何の変哲もないイラスト。これが自動生成ってすごい。原理はまったくわからんのやけど(解説読んでも)。
今思ったんだけど。高齢者がプリウスでドライブとバックを間違えちゃうのは、シフトが原因じゃないだろうか。
— ぱかある(ある兄) (@arupaka1go) 2016年1月1日
高齢者はだいたいマニュアルに慣れてるからバックするときにはレバーを右下にすると思うんだ。 pic.twitter.com/seDTLqjrHz
ほんとだ。真逆。
人間は言語の動物であり、最後には絶対に言語が勝つ。いまは音や映像の世界化が先行し言語の力が過小評価されている過渡期にすぎないと、じつはそういう信念のもとでゲンロンはやっています。あと10年くらいはバカだと思われ続けるだろうけど・・
— 東浩紀@お金より偉くない (@hazuma) 2015年12月28日
世界の主要言語が、細分化された下位文化のコンテクスト含めあるていど実用可能なレベルで無料で自動翻訳ができるようになったときに、肝心のコンテンツが衰弱していてはどうしようもない。日本の思想/批評の質はじつはかなり高く特異なので、そのときまで質を維持できれば絶対に世界的に評価される。
— 東浩紀@お金より偉くない (@hazuma) 2015年12月28日
ぼくの予想はシンプルで、(1)2050年までに人文的言説も高精度で自動翻訳可能になる、(2)そのとき日本の明治以降の思想/文学/人文知の価値はグローバルに再発見される、の2点であり、その予想があたればゲンロンはかなり有望な企業なので、興味あるひとは応援してくださいませ。
— 東浩紀@お金より偉くない (@hazuma) 2015年12月28日
文脈を辿りたいけど、けっこう前のだからめんどくさいなぁ。でもたぶん時間的にこの順番でツイートしたのでは……?
未来のことは何とも言えないけど、言葉の力があるとは思う。そしてそう言ってくれる言葉は心強い。
マジか!駄目だよ。常に相方のことも考えないと、君一人の人生じゃない。
— 三村マサカズ (@hentaimimura) 2015年12月26日
ああ、あの芸人さんの事件の時だ。たしかになぁ。
ロボットが捨てられた様子。日本に拠点を置く三菱重工から発表されたワカマル(wakamaru)なるロボットが捨てられた様子とのこと。このワカマルは個人識別能力を持っているとのこと。重量は約30kg。 pic.twitter.com/JtnQIgwio5
— 無人機bot (@mujinbot) 2015年12月18日
ほんとなのかと画像検索してみたら、どうやらほんとらしく、しかもうちの大学らしい。まじか。
この画像のかなしさを今まで人類は味わったことないんじゃないか。
初めて見た画像、イスラムの聖地「メッカ」って、こんなにモダンな繁栄都市なのか! pic.twitter.com/aDq5pauRU4
— 高橋正明 (@buzzmeak) 2015年12月15日
ゲームの画像としか思えない。FFとかの。
選挙公報や街頭演説を聞いて「どいつもこいつも具体的なこと全然言わないなー」とか「結局誰を選んでも一緒な気がする」とか「ぐぬぬ、どうせならいいところを見つけたいけど難しい」とか考えると思うんですが、総務から頼まれて入社試験の面接官やる時もだいたいそんなことを考えてたりします。
— たられば (@tarareba722) 2015年12月12日
そんな感じなのか。確かに考えてみたらそうかもしれない。
お疲れ様でした
— 為末 大 (@daijapan) 2015年12月2日
コービー・ブライアントが今季終了後の現役引退を表明 | NBA Japan https://t.co/G1nHlbLDtU
リアルタイムでジョーダンは見れなかったけど、コービーを見ることができたのはよかった。
【NEW】「完全なるチェックメイト」インタビュー&メイキング映像 https://t.co/P9ceMmPl06 #完全なるチェックメイト pic.twitter.com/B046PX0P2F
— 映画.com (@eigacom) 2015年12月1日
気になる。
全然片付かない。取っておいて、またいつか見るだろうと思っていたものが、まだまだこんなにあるとは。
紙とか本とか物としてそこにあると、何がどれだけそこにあるかぱっとわかるけど、ツイッター上にデータとして残っていると、どれだけあるかは数字で置き換えられていて、ぱっとはわからない。記憶にとどまりにくいのだなと気付く。
片付けはまた今度にする。